ウイルスや不正アクセスの相談は、毎月約1000件!

PCでインターネットをしていると、どうもWEBサイトの中身を見ているより、検索している時間の方が長い。そして気になった言葉やモノのことをラク~に調べられた時は、便利な時代になったなぁと実感する。

さて「検索」=「ググる」といわれるほどのグーグルだが、便利にしすぎて(?)「名誉毀損」で検索予測表示の差し止めと慰謝料30万円の支払い判決を出されてしまった。これは単語を入力するとその単語と関連がある、もしくは検索されることが多い単語を膨大な候補の中から絞り込んで表示する「サジェスト機能」というものだ。自分の名前を入力すると、犯罪に関連する単語が一緒に表示され、さらに中傷記事が書き込まれたWEBサイトの検索結果も表示されるとして提訴していた。そりゃ、何もしていないのに犯罪者扱いされて、就職の内定まで取り消されたとなれば、なんとかして欲しいと思うのは当然。便利な機能も状況によっては、大変なことになるということだ。2012年3月に関連ワードの削除を求めた仮処分の時は決定に従わなかったグーグルだが、今回はどう対応するのだろう。

そしてインターネットの世界には、相変わらずウイルスや不正アクセスがはびこっている。IPAのまとめた2013年1~3月期の相談受付状況を見てみると、総数3,300件。ここしばらくは、毎期3,000件前後で推移しているから、年間にしたらものすごい数だ。多い内容は「ワンクリック詐欺」721件、「偽セキュリティソフト」179件。中でも「偽セキュリティソフト」の相談が増加してきているという。今回の相談例では、もれなくポップアップ画面が立ち上がる。そして見知らぬソフトのスキャンでウイルスが大量に発見されたと警告され、インターネット接続が妨害されたというもの。またはPC内のアプリケーションやファイルが全て消されてしまい、システムの復元も無理だったというもの。IPAでは感染した場合は「初期化」を推奨しているが、フルバックアップしていなければ、初期化なんてしたくない!のが本音ではないだろうか。

やっぱり日頃からの対策が大切だ。どこからともなく忍び込んでくる悪意あるウイルスには、万全のセキュリティを施した上で、信頼できるソフトウェアだけをインストールする。これしかない。

【出典】
ニュースサイト各社
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
「コンピュータウイルス・不正アクセス届出状況および相談受付状況」 [2013年第1四半期(1月~3月)]
https://www.ipa.go.jp/security/txt/2013/q1outline.html