WindowsXP、サポート終了が怖い

Windows XP関連のサポートが、2014年4月9日(日本時間)に完全に終了することになり、企業はOS入れ替えなどの対応に追われているようだ。個人の場合は10年経てば「もうそろそろ寿命かな」と、PCと必要なアプリケーションをまとめて買い替えるという選択が多いだろう。しかし企業はXPに絡めていろいろな業務ソフトウェアを組んでいることや台数の多さがネックになって、まだ使い続けているところもかなり多いらしい。このサポート終了で一番大きな問題は、「セキュリティ・アップデート」がなくなることだ。数々の脆弱性などによって、今までサイバー犯罪者たちの格好の標的となり続けてきたWindows。サイバー攻撃者とサポート側が真っ向から対峙することでセキュリティを守ってきたことを考えると、サポートなしで使い続けるのはかなり怖い。

そのうえ、しっかりしたセキュリティ対策を施していても、巧妙にウェブサイトを書き換えられる、会員などの個人情報が盗まれるという攻撃が後を絶たない。8/26には、今度は「2ちゃんねるビューア」から氏名、住所などの個人情報はいうまでもなく、クレジットカード番号とそのセキュリティコードまでもが流出したと朝日新聞ですばやく報じられた。その件数は今のところ3万件以上。クレジットカード番号とセキュリティコードがセットになっていれば、カードの所有者がカード会社に連絡して使用停止にしない限り、使いたい放題になる危険があるということだ。

またまだ情報が錯綜しているが、外部サーバーの掲示板にこれらの情報の他に2ちゃんねる掲示板運営者個人を特定できる情報と書き込み履歴なども晒されている、という多くのスレッドが立ち、IT系情報サイトでのフォロー記事も出始めている。つまり匿名掲示板だったのに、誰がいつ何を書き込んだのかがわかってしまうとあって、2ちゃんねる利用者やその周辺では大騒ぎになっている模様。今後の経緯を注視したい。2ちゃんねる側でも対応と流出経緯の調査を行っているようだが、一度流出してしまった重要情報は、いつまでもインターネット上で転がり続ける。もう、このような流出事件が発覚したら、その内容をいち早く知り、悪用されないように個人個人がすばやく対応するしかないのだ。だからまず、できるだけ被害に遭わないようにする第一歩としてPCのセキュリティは万全にしよう。それからもうひとつ、実名がばれて困るような書き込みはしない方がいい、怖いサイバー社会になったことも自覚しておこう。

【出典】
マイクロソフト Windows XPサポート終了ご案内
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/sp3eos.aspx