ネットユーザーは「ピー、ピロピロ」時代の約8倍に

街角のカフェ。ノートPCやタブレットPCで、何やらしている人。そんな風景は、もう珍しいものではなくなった。ビジネスマンなら、たぶん仕事。ラフなスタイルの若者は、プライベートなメールのチェック?WEBサイトの閲覧?本当にみんなPCを楽しげに自在に操っているよね。

では、PCってどれくらい普及したんだろう。国はPCがちょっと使われ始めた1990年頃から調査をはじめているけれど、その頃はわずか10数%だったという。新し物好きな人たちが活用していたニフティサーブなどの「バソコン通信」が、やっと他のサービスとインターネットメールでつながったという時代だった。専用の接続ソフトを立ち上げて、プロバイダに接続するためにIDとパスワードを入力。ダイヤルアップ回線での「接続」をクリックすると、モデムから聞こえてくるのは律儀に接続先の電話番号をダイヤルする音。3241なら「ジジジ、ジジ、ジジジジ、ジ」。その後にサービスへの認証データを送る電子音が鳴る。「ピー、ピロピロピロ、ピー」、認証されたら「ピコーン!、ピコーン!、ピコーン!」 でインターネットにつながった。そんな時代を経て、あれよあれよで、プロバイダのサービスも変化して、PCも進化。何の問題もなくサクサクとインターネットでいろいろなことを楽しめるようになった。

今年出た総務省の調査では、インターネットの利用率が79.1%。自宅では「パソコン」が断トツの74.9%。そして「街中でよく見かける」は、正しかった!外で使うのは「自宅外パソコン」が46.7%もあったのだ。

でもみんなが家でも外出先でも気軽に使っているということは、インターネットにうようよしている「悪意」に対して隙があったり、気にしていない人も増えているはず。あまりに便利で快適に使えることで、自分のPCを守ることを忘れてはダメだよね。

【出典】
総務省「平成23年度通信利用動向調査」報道発表資料