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知らず知らずに「スマホ依存」?

電車や街中でスマホを熱心に覗き込んでいる人はかなり多い。6月に総務省が公表した調査では、高校生になるとスマホユーザーが50%を超え、大学生・社会人(25歳以下)では約70%になっているという。ではどんなふうに使っているのか?データでは「ガラケー」と「スマホ」で大きな差があったのだ。「メール」はガラケー28.3%、スマホ49.0%とほぼ倍。「友達との連絡手段」として「LINE」を利用しているのはガラケー3.2%、スマホ34.7%で10倍以上。「情報の検索」はガラケー5.4%、スマホ44.0%、「ゲーム」もガラケー5.0%、スマホ38.7%と当然ながら圧勝。面白いのは、スマホ&ガラケーでゲームをしている割合が「高校生」28.1%に対して、「大学生」31.4%、「社会人」が31.4%と高いことだ。スマホの中はゲームアプリでいっぱいか? そしてガラケーからスマホに変えて「長くなった」のは、「インターネットの利用」と「動画の視聴」でともに60%を超えている。だとすると長くなった原因はもしかしてSNSか? スマホユーザーでSNSを利用しているのはなんと85.0%。LINE 70.2%、Twitter 62.4%がツートップだ。いつ来るかわからない書き込み、それを早く見て返信しなくちゃという気持ちがスマホ利用時間を長くさせている一因なのかもしれない。

さらにネット依存傾向も調べられていたが、スマホユーザーは「高」6.8%、「中」43.7%で合わせて半数を超えていた。さらに「自分はネット依存だと思う」スマホユーザーはなんと35.4%。接し方としては「特にすることがない時にはとりあえずスマホ」が72.6%もいたが、これはなんとなくわかる。「家に置き忘れたら不安になる」「朝起きたらまずスマホ」はともに47.3%だが、実際はもっと多いのではないだろうか。みなさんSNSやアプリを楽しむのはいいけれど、「スマホ依存」には十分気をつけよう。

ということで気になるニュースをひとつ。ノートンによると、7月に発見されたデジタル署名を無効化することなくアプリに乗っ取りコードを追加してしまうAndroidの「マスターキー脆弱性」を実際に悪用したアプリが中国のAndroidマーケットプレイスの正規アプリの中から2つ、サードパーティのアプリサイトで4つ見つかったというのだ。今は中国のスマホユーザー向けのスマホ乗っ取り攻撃だが、その矛先はいつ日本に向けられるかわからない。だからこそ信頼できるセキュリティソフトを入れて、このステルスのような悪質な攻撃やウイルスから、大切なスマホと情報をガードしよう。

【出典】
総務省 平成25年度青少年のインターネット利用と依存傾向に関する調査
http://www.soumu.go.jp/iicp/chousakenkyu/data/research/survey/telecom/2013/internet-addiction.pdf
ノートン セキュリティ レスポンス ブログ
http://www.symantec.com/connect/ja/blogs/android-18