自分のスマホ、仕事に使っている?

街中のカフェはもとよりファミレスまで、いまやスマホ天国。入口に公衆Wi-Fiなどのマークを貼った店が多く見られるようになった。たまに隣りの人がスマホで何を見ているのかが、チラリと見えてしまうこともあるのだが、ゲームやSNSばっかりではなく、仕事のメールチェックだったりすることも多い。

では、自分のスマホを仕事で使っている人はどのくらいいるのかと調べてみたら、ITproがアンケートを実施していた。それによるとなんと『53.9%』が自分のスマホやタブレット端末で仕事のデータ通信をしたことがあるという。そしてその理由の『49.7%が「勤め先が機器を支給してくれないから」』だそうだ。そうだよな??と思う。会社の戻ることなく、外出先でサクサクとメールやデータファイルのやり取りが手軽にできるのだから、会社が支給してくれなければ、つい使ってしまうよね。実際、周囲のスマホユーザーで、1台持ちの人はほとんどが仕事の電話やメールをしている。たまに会社の支給端末を持っている人もいるが、悲しいかなまだまだ携帯電話が多い。

こういった個人のモバイル端末を仕事で利用する「BYOD(Bring Your Own Device)」は、スマホが普及し始めた数年前から話題になっていたが、今後はますます増えていくと予測されているようだ。そこで考えてみたら、いろいろな疑問が・・・。

まず小さいことでは、仕事で使ったデータ通信や通話の料金は会社に請求できるのか?ということ。BYODの普及が進んでいる欧米では、コスト削減と業務推進に役立つのだからモバイル端末の購入補助金や高速データ通信料の負担が当然という意見があるかと思えば、自分の仕事の利便性を高めるために使っているのだから、仕事で使うのは許可するが利用料は自分持ちとする意見もあるという。日本ではW電話番号サービスを使えば、音声通話は仕事用の分が区別できるが、データ通信はほぼ全員が「パケット定額」にしているはずだから、切り分けが難しいはず。

大きなところでは、企業のデータを個人のモバイル端末で扱う時に、セキュリティをどうする?ということ。今時の企業はセキュリティポリシーを策定して、運用していることが多い。その原則に従えば、個人のスマホも会社に管理されることになる。しかし当然個人のデータも入っているわけだから、見られたくないという気持ちも・・・。

いろいろクリアしなければならないことが多いBYODだが、仕事でもスマホを使いたいなら、きちんとセキュリティソフトを入れて、しっかり大切なデータを守ろう。

【出典】
ITpro「私物スマホと個人向けクラウドの業務利用?実態調査報告」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20120912/422346/