危ない Wi-Fi スポット、認識してますか?

今日もTVでは「LTE」「LTE」というモバイル通信各社のCMが流れている。当初は「つながらない」という声もちらほら聞いたが、最近はカバーエリアが広がって解消されつつあるらしい。では通信速度の早さがウリのLTE、実際はどうなのか?ICT総研が全国200カ所でLTEの通信速度を調査していたが、HPで公表されている数値を見ると、モバイル通信事業者やエリアによって、下りは約50~約2Mbps、上りは約16~1Mbps以下と思った以上に大きな差があった。まあ、同時に同じ基地局を利用して いる人数による混雑具合に通信速度はものすごく左右されるというから、なかなかスペックどおりの数値を出すのは難しいのだろう。

しかしインターネット接続中で「LTEが遅い!」とか「つながらない!」時には、「Wi-Fiがあるさ!」と思う人も多いのでは?でも自分がどんなWi-Fiスポットに接続しているのかは、きちんと知っておいた方がいい。それは「通信の暗号化」というセキュリティのレベルがいろいろあるからだ。現時点で一番安心なのは「WPA2」だといわれているが、対応しているWi-Fiスポットは設置推進中らしい。その次が「WPA」で、いずれもセ キュリティキーなどの設定や入力が必要。そして多くの無料Wi-Fiスポットで利用されているのが「WEP」。誰もが接続できるように、壁にWEPキーを書いたものが貼り出されているところもあるが、暗号を解読するアプリも出回っているというから、できれば 避けたい。そして今は、個人や個店の契約回線を開放して公衆Wi-Fiとして提供しているところもあるが、どんなセキュリティレベルかは知る由もない。もし何もしなくても すんなりWi-Fi接続できてしまったら、たぶんそこはセキュリティなしの無法地帯。隣り でスマホやタブレット、PCを使っている人に悪意があれば、通信している内容を覗き見されることもあり得る。IDやパスワードを入力するようなアクセスや重要な情報の送 受信は避けるのが賢明だ。さらには自分のスマホの通信事業者の提供しているWi-Fiスポットでも暗号化されているところと暗号化されていないところがある。

そして最も重要なのは、Wi-Fi接続の暗号化は基本的にアクセスポイントとスマホなどのモバイル端末の間の通信を暗号化するだけだということを認識しておこくこと。便利に簡単に使えるモバイル通信環境にもいろいろな危険が潜んでいる。やはり自分のスマホにファイアーウォールなどのしっかりセキュリティを施して、どんな利用環境でも安心して使えるようにしておくことが大切だ。

【出典】
ICT総研「2012年11月6日全国200地点スマートフォンLTE通信速度実測調査」
http://www.ictr.co.jp/topics_20121106.html