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Andoroidスマホのマルウェア感染、約700万台!!

この冬もノロやインフルエンザなどの恐~いウイルスが猛威を振るった。ノロウイルスは飲食店でも自宅でもしっかりと加熱したものを食べるのが一番の防御。インフルエンザは外出する時にはしっかりとマスク、帰宅したら手洗いとうがいが予防の大きなポイントだ。街中にもマスクをしている人が多くいるが「それじゃダメでしょ・・・」な人もよく見かける。それはマスクから鼻を出している、頬の部分が浮いて隙間だらけ。これではウイルス防御にはならないのでは?

インフルエンザの高熱も大変だが、このところ「スマホの発熱」が話題になっている。 国民生活センターによると、2013年末までに1032件の相談、やけどしたり、しそうになったりが286件あったという。使用中に熱くなるという製品をゲームアプリなどで10分使用してからサーモグラフィで調べたら、上部が最大54度、背面が最大58度!これはかなり熱い。もっと怖いのは、充電中に発熱してスマホを置いていたテーブルや布団が焼損したという23件と充電中に接続端子部分が焼け焦げた65件。焼け焦げた原因は、充電端子の破損や異物の混入で接続部分がショートしたのではないかという。わざとショートさせて充電して見ると、接続部分が160度越え。焼け焦げるのも当然の高温だが、スマホが火事の原因ではシャレにならない。十分注意しよう。

しかしウイルスが猛威を振るっているのは人間だけではない。フランスの通信システム企業Alcatel-Lucentが公開した2013年のマルウェアレポートによると、なんと世界で1160万台以上のモバイル機器がマルウェアに感染していて、その60%がAndoroidスマホだというのだ。なんと約700万台!しかもAndoroidスマホのマルウェアは2013年だけで約20倍も増加していて、ほとんどがサードパーティ製の情報を盗み取るトロイの木馬型アプリだったというからタチが悪い。そのうえスパイウェアをAndoroidアプリに仕込むのも簡単なので、個人のスマホを仕事で使う「BYOD」は将来的に全く違う意味を帯びる可能性があると警告している。つまり自分のスマホが企業スパイになりかねないということだろう。さらに3Gより大量のデータをやりとりできるLTEの場合は、より多くの時間をウェブサイト閲覧や動画視聴に費やすので感染する可能性が高くなるということだ。サイバー犯罪者の格好のターゲットとなっているAndoroidスマホ、やはりきっちりとセキュリティを施して、忍び寄る脅威からガードすることが重要だ。

【出典】
国民生活センター スマートフォンの充電端子焼損・本体発熱に注意
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140220_1.pdf
Alcatel-Lucent 2013マルウェアレポート
http://www.alcatel-lucent.com/blog/2014/2013-report-foretelling-mobile-malware-coming-age-2014