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ブランドサイトのそっくりさんにご注意を!

世界中で訴訟が行なわれているアップルVS サムスン電子の戦い。サムスンの地元・韓国のソウル中央地裁は「サムスンによるデザイン侵害なし」「双方に特許侵害あり」という判断で賠償金は約3万5000ドルと約2万2000ドル。ドイツでは「アップルの特許侵害はない」としてサムスン敗訴、イギリスでは「ギャラクシータブはiPadほどかっこよくない」(なんと画期的な理由!!)としてアップル敗訴。しかしアップルのお膝元・カリフォルニア州サンノゼ連邦地裁では、仰天判決だった。サムスンがiPhoneの形状やタッチ操作に関する特許など6件を侵害、一部は「意図的」だったと認定したのだ。損害額はなんと一気に10億5100ドル(約826億円)に跳ね上がった。サンノゼ連邦地裁の判事が韓国系アメリカ人だということが問題視されたりしたけれど、この判事は公明正大だったようだ。さあ日本でのギャラクシー製品の販売差し止めと侵害賠償訴訟には、どういう判決がでるのか。興味津々。
まあ素人目に見ても、Android系スマホやタブレットの外観や操作性はiPhoneやiPadの二番煎じ、というかほぼそっくりだと感じている人が多いのではないかと思う。これは企業同士の争いだから、ユーザーに影響がおよぶのは販売差し止めなどの判決が出て、手に入らなくなることだけ。しかし、ネット界では実害のでる「そっくりさん」が活発化してきているようだ。

以前はアダルト関係がほとんどだったワンクリック詐欺も、いまや実在のものそっくりに作り込まれた偽サイトや偽メールで誘うようになった。今までに発見された偽サイトも多種多様。フィッシング対策協議会の緊急情報には、今年に入ってからだけでもオンラインゲームの人気サイト、ネット銀行や大手都市銀行、大手ポータルサイトから超人気SNSまで10件の報告があげられている。特に銀行の偽サイトでは、ネットバンキングの時に使用する「契約者番号」「暗証番号」「第二認証情報」が盗まれるというから大変だ。これらが盗まれたら、自分の口座のお金を誰かに自由に引き出されてしまうし、実際に被害も出ているそうだ。発見された偽サイトは既にほとんどが対策済みだというが、また同じようにものが登場することもあるそうだ。フィッシング詐欺に対抗するには、そのサイトが本物かどうかきちんと確認する、不用意に送られてきたメールの内容を信用しない、そしてフィッシング対策ができるセキュリティソフトを使うということが必要だ。

【出典】
フィッシング対策協議会
http://www.antiphishing.jp/