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ニッポンて、PCを使えない人が多い国だった!?

OECD(経済協力開発機構)が初めて世界24の国と地域で実施した「国際成人力調査」の結果が発表された。対象は16~65歳の成人(未成年も含まれているのに?)、日本では11,000人中5,173人が回答したそうだ。調査内容は、社会生活で求められる成人の能力を3分野で測定するというもの。設問自体はかなり簡単で、「読解力」は市民マラソンの告知HPを見て主催者の電話番号を調べる(問合せ先というリンクが正解)、図書館の蔵書検索システムで指定条件に合う本を選ぶなど。「数的思考力」は、105個入りのまんじゅうの箱が何段重ねになっているか計算する(1段7個×5個は写真から読み取る)、ある国の学校教育年数推移グラフを見て1970年に6年以上の教育を受けた男性は約何%か選ぶなど。「ITを活用した問題解決能力」は、指定条件を満たす商品をインターネットで購入する、表計算ソフトで作られた名簿から条件を満たす人のリストを作成して、そのリストを指定先にメールで送信するなど。そして、この3分野でなんと日本はトップを独占したのだ。ただし「IT能力」の1位は、PC調査に参加した人だけの結果。紙の調査も含めると一気に10位にダウンしてしまうのだ。その原因は、紙の調査を受けた人がOECD平均24.4%を大きく上回る36.8%だったから。つまりPCを使えない人が、他の国に比べてとっても多かったということ。もう一家にPC1台というより個人にPC1台、みんなバリバリPC使いこなしてるという感覚でいたが、大間違いだったのか!?

PCに関する認識がちょっと改まったところで、また日本がターゲットに!?という話。ノートンによると、韓国企業と関連の他国企業がターゲットになっている「Egobot」と、主に日本とアメリカで攻撃が多い「Nemim」に関連性が見つかったというのだ。両方とも感染PCから情報を盗み出すウイルスで、いくつかの類似点があること、約7年間という活動時期が重なっていることから作成者が同じだと推測されるらしい。だから日本に向けた新たな攻撃が始まる可能性が高いというのだ。「Egobot」は知り合いになりすましたメールをターゲットに送り、ウイルス入り添付ファイルを開かせようとするが、そのショートカットファイルがホストされているのが、なぜか日本のジオシティーズ。どちらのウイルスも長い活動期間の中で次々と新しいコンポーネントや機能を付け加えて、悪質さを増してきているというから、攻撃に備えて信頼できるセキュリティソフトを入れたうえで、きちんとアップデートしておこう。