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スマホの夏商戦が真っ盛りだ。映画「キル・ビル」でおなじみの曲、布袋寅泰「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」とファットボーイ・スリム「RIGHT HERE RIGHT NOW」のマッシュアップ(原曲をそのまま使うリミックス)でロックテイストに迫るのがドコモのツートップ(XPERIA AとGALAXY S4)。他は売れなくていいのか?と言いたくなるほどの力のいれ方だ。一方iPhone5のCM「Photos Every Day」は対照的で、ロブ・シモンセンの心に染み入るようなピアノ曲。いかにもAppleらしい美しくヒューマンなつくり。実際に販売に結びつくのはどちらかも興味深い。
総務省の調査では、スマホの世帯保有状況は急激に伸びていて、2010年に9.7%、2011年に29.3%、そして2012年には49.5%と半数にまで届く勢いだ。そして普及とともに「スマホでインターネット」も急激に増えている。2011年と比較すると、13-19歳は52.9%で約3倍、20-29歳は70.6%で約1.7倍、30?39歳は54.8%で約1.9倍、40-49歳は39.5%で約2.2倍、50-59歳でも20.9%と約2.2倍になっているのだ。
しかし、みんな不安を抱えて利用しているのでは?スマホ限定の調査ではないが、インターネットを利用するときの不安のツートップは「ウイルス感染」と「個人情報の保護」でともに70%以上だそうだ。それなのにセキュリティ対策として「ウイルス対策ソフト」を使っているのは60%以下。「知らない人からのメールや添付ファイル、HTMLファイルを不用意に開かない」という基本的なことも40%強しか行なっていない。
最近はあまり見かけなくなったが、ちょっと前まで「スマホってセキュリティソフト入れないとダメなんですか?」という質問掲示板への書き込みが結構あった。スマホが出始めの頃は、スマホを進化した携帯電話だと思っている人もたくさんいたようだから、「何で携帯電話にセキュリティ?」という感覚だったんだろう。その後スマホの情報流出アプリ事件などがいろいろ報道されて、少しづつ意識は変わってきているようだけれど、まだまだのようだ。スマホは「進化した携帯電話」ではなく、「電話のできる小さなPC」。これをしっかりと認識していないと、スマホでインターネットを利用する時のセキュリティの重要性は実感できないのだ。
【出典】
総務省「通信利用動向調査」平成24年調査PDF
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05a.html