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最近はドラマの中でもスマホの登場率が高い。なかでもフリックの動作が多く見受けられる気がする。このフリック、iPhoneだと画面のロック解除のスライダーを指で右に動かすのだが、多くの役者さんがまるでダンスをしているように優雅にフワッと手を動かしていらっしゃる。ケータイの場合、刑事ドラマなどでは、着信音が鳴ったらパッと開いて「はい、鈴木」などという電話の出方だから緊張感が保てるが、なんだかフリックは緊迫した場面には可愛らしすぎる。モバイルのデバイスが変わると、演じ方も変わっていくんだなと思った次第。
そんなことを思いながらスマホの操作でいろいろ検索していたら、ちょっと興味深いものを発見。それは「NailDisplay」。国立台湾大学とアカデミア・シニカ(中央研究院)の研究者の皆さんが取り組んでいる親指の先に付けるちっちゃなディスプレィで、光学迷彩という技術を応用して、指先で隠されてしまう部分を見えるようにするもの。さらに機能を紹介する映像では、メモリータイプのミュージックプレイヤーを操作したり、指先をちょっと振るだけで電話に出られたりと、かなり期待が持てそうだ。今はまだ試作段階でコードもついているし、かなり荒削りな見た目だけれど、将来は今時ファッションには欠かせない「つけ爪」のように進化するのではないかと、楽しみになる。
そんな未来にワクワクしていたら、またまた読売新聞の社会面トップにどんよりする内容の記事が・・・。スマホの個人情報や電話帳データを抜き取ったとして逮捕された5人が去年の12月に不起訴処分になってから、情報抜き取り型の不正アプリが短期間に次々と見つかっているというのだ。ノートンによると2013年1?2月になんと18種類。これは逮捕された5人が不起訴処分になったことで、「連絡先データの読み取りにスマホユーザーが同意すれば、電話帳のデータを抜き取っても犯罪にならない」と、不正アプリ開発者に思わせてしまったからに他ならない。サイバー犯罪に法律やその解釈が追いついていないという現状が浮き彫りになってしまったようだ。
では、どうするか。基本に立ち戻るしかない!アプリは正規のサイトからダウンロードする。アプリの素性や評判をしっかり調べてからインストールするかどうか決める。安易にアプリをインストールしない。スマホにきちんとしたセキュリティソフトを入れる。そしてウイルス定義ファイルをこまめに更新する。自分のスマホは自分でしか守れないのだから。