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誰がなってもおかしくない、これからのサイバー犯罪被害者

テレビのCMはすでにXmasをすっ飛ばして、お正月バージョンに突入。そろそろ、「今年はなにがあったっけ?」と振り返りはじめる人も多いだろう。なかでも「山中教授、iPS細胞の研究成果でノーベル生理学・医学賞受賞」は、日本中が喜びに沸き立ったニュースだった。でも直後にネット上で話題になったのは、「山中教授の偽twitter」。受賞当日の『ノーベル賞キターーーーーーーーーーーーーーーーー! ヽ(‘ ∇‘ )ノ』という、到底ご本人とは思えないつぶやきだ。朝日新聞によると受賞翌日の正午には16,000人以上が、このなりすましtwitterをフォローしていたという。まあご本人と信じた人はほとんどいないだろうが、なりすましとわかっていてフォローするのは火災現場に集まってくる野次馬と同じで、人が集まって騒ぎが大きくなれば放火犯を喜ばせるだけではないのか。この他にも有名人のみならず一般人のなりすましtwitterも多発しているようだし、このご時世、もう誰もが思ってもいないインターネットがらみの被害や迷惑に遭うリスクがあるのだと、あらためて実感した。

こで調べてみたら、ノートンの調査があった。世界のサイバー犯罪被害者は推計5億5600万人、インターネットユーザーの半数近くを占めるという。さらにSNSやモバイル端末がサイバー犯罪に利用される傾向がはっきりしてきたというのだ。

●SNSでの被害---SNSユーザーの39%

  • アカウントのハッキングによるなりすまし被害(15%)
  • 詐欺や偽リンクの被害(10%)

●モバイル端末での被害---モバイル端末ユーザーの31%

  • 知らない人からのメールのリンクをクリックするようにしむけられた
  • 知らない番号に電話して「ボイスメール」を聞けというメールを受信した
  • モバイル端末を紛失した、または盗難にあった(35%)

しかもモバイル端末にセキュリティをしていないユーザーは2/3もいるのに、モバイル端末の脆弱性は2011年からの1年間で2倍になっているという。つまりスマホなどのセキュリティ性能が次々と新手の攻撃を繰り出してくるサイバー犯罪者に対応しきれていないということだろう。やっぱり自分のためにも、サイバーな世界でつながっている身近な人たちのためにも、スマホのセキュリティは万全にしておくべきだ。

【出典】
ノートン 2012.9.19ニュースリリース
http://www.symantec.com/ja/jp/about/news/release/article.jsp?prid=20120919_01