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歩きスマホの逆説的パフォーマンス

所用で久しぶりに巨大ターミナル駅に降りたら、大変な目にあった。夕方だったので、出口に向う広~い通路を埋め尽くしそうな人数だ。まっすぐ歩くことはとてもできない。なぜなら、歩きスマホの人々がなぜかこちらに向かってくるからだ出口にたどり着くまでの5分間で、無事によけた歩きスマホ人は6人、よけきれずに腕がぶつかってしまった歩きスマホ人は3人。人混みは普通に歩いていても、人の動きが予測できなかったり、自分のペースと合わなかったりで気を使う。しかし歩きスマホ人はすごくマイペースに歩いていて、周囲を気遣ったり状況をうかがったりする様子はほとんどない。歩きスマホ人同士が激突!という事態がかなり起こっていそうな気がする。最近は路上での強制わいせつ被害が続出しているようで、また「歩きスマホは危険」という啓蒙活動が活発になってきているが、果たして歩きスマホ人はポスターやニュースを見ているのだろうか?海外でも歩きスマホは問題になっていて、ユニークで逆説的なパフォーマンスが披露されていた。その名も「SEEING EYE PEOPLE」、つまりSEEING EYE DOGをもじった盲動人だ。オレンジ色のベストを身に付けた盲動人の背中には1mくらいの引き綱。その引き綱を歩きスマホ人が持ち、街中を誘導してもらうというものだ。たくさんの歩きスマホ人が参加していたが、ほとんどの人はスマホに釘付け。オレンジ色が目立つので、通行人も目を止めて「何あれ?!?」と笑うという反応だが、参加した歩きスマホ人も含めて、このパフォーマンスの主旨「歩きスマホは危険だから止めよう!」に気づいてくれればいいなと思った次第。

このように片時も目を離せない存在になっているスマホ。ノートンによると「寝るときに手の届くところにスマホを置く」48%、「友人との食事中でもスマホを確認する」25%、「スマホを忘れて外出すると落ち着かない」49%という調査結果が出たという。しかしこんなに身近に感じていても、スマホへのセキュリティ意識はまだまだ低い。「スマホにセキュリティソフトがあることを知らない」49%、「過去12ヶ月でモバイルサイバー犯罪を経験した」33%、「無料の基本的なセキュリティソフトを使っている」42%、「公共またはセキュアではないWi-Fiを使っている」54%、そのWi-Fiで「買物をする」「銀行口座にアクセスする」がともに29%と、とても多いのだ。目を離せないほど大切なスマホだからこそ、しっかりとセキュリティしたうえで安全に賢く使いたい。

【出典】
Improve Everywhere
http://improveverywhere.com/2013/04/30/seeing-eye-people/
ノートン セキュリティレスポンスブログ
http://www.symantec.com/connect/ja/blogs-304