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毎日スマホを使っているうちに感じてくるのが「動きが重い!」ということ。ブラウザやアプリの立ち上がりにいつもより時間がかかったり、画面の動きがスムーズにいかなくなったりするのだ。原因は「いろいろ溜まってる」から。片手で快適に操作できてしまうのでつい忘れがちだが、スマホはPCと同じ。行なったいろいろなアクセスの足跡をしっかりキャッシュに溜め込む。本来のキャッシュの役目はインターネットにアクセスした時に保存した情報を使って、次回に無駄なく速く接続すること。しかし溜まってしまうと、膨大な数からお目当ての情報を探し出すのに時間がかかるようになるのだ。だから「重い!」と感じたら、ブラウザやアプリのキャッシュのクリアがお勧めだ。
次に「重い!」の大きな原因になるのがアプリの入れ過ぎ。アプリの機能に気を取られて、容量までは気にしていないと思うが、ひとつ数百MB、中にはGB級のものもある。こんなアプリが大量に入っていれば、16GBあろうが32GBあろうがスマホの中はいつの間にかパツンバツンになってしまう。Googleが「Our Mobile Planet 2013」で公開しているが、日本はアプリインストール数が平均36個で世界トップレベル、有料アプリ数は18個で断トツの世界一だという。しかし過去30日間に利用したアプリはたったの8個! つまり決まりきったアプリしか使っていないのだから、使わないアプリはきっぱり削除してスマホをスッキリさせよう。
しかしアプリ探しは楽しいし止められないという人には油断ならない事態が発覚した。ノートンによると、Google Playの検索機能を悪用して、上位に表示させる日本語のワンクリック詐欺アプリが大量に見つかっていたという。試しに行なったキーワード検索では、表示された24アプリ中21個が悪質なアダルト系アプリだったというから驚きだ。こんな調子でサイバー犯罪者たちが次々と送り込んでくるその数は、7ヶ月で1200個以上に及ぶ。Google Play側の毎日の削除をかいくぐってしまう理由は、それらのアプリがウイルス感染型ではなく、会員登録メールや自動応答電話で何度もパスワードをやり取りして、最終的に法外な利用料を請求するという手口だからだという。
しかも「利用規約」は見過ごしてしまうほど薄い文字だというからタチが悪い。アプリを選ぶのは自己責任だが、アプリの危険性を教えてくれるセキュリティソフトは必ず入れてスマホ生活を楽しもう。
【出典】
Google「Our Mobile Planet 2013(JAPAN)」
http://services.google.com/fh/files/misc/omp-2013-jp-en.pdf
ノートン セキュリティレスポンスブログ
http://www.symantec.com/connect/ja/blogs/google-play-3