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年末年始のCM、モバイル関連各社に加えて日本郵政も力を入れていて、「スマホで年賀状」というメッセージが溢れていた。ガラケーの時は、デコデコ&キラキラの「あけおめ(あけましておめでとう)メール」を送っていた人も多かっただろう。しかしスマホは小さなPCだからアプリさえあればPCと同じように定型ハガキサイズの年賀状が作れる。年賀状アプリもいろいろ出揃っているが、基本的にはお好みの年賀状テンプレートにスマホで撮影した写真をレイアウトして、メッセージを入力してできあがり。後はネットプリントに注文して自宅に配送が主流。だが、使いやすいと評判の日本郵政「はがきデザインキット2014」と「Yahoo! JAPAN年賀状」のコラボは思いっきり手間なし。宛名印刷までして配達してくれるうえ、住所を知らなくても印刷した年賀状を送れるという至れり尽くせりさだ。Androidならmixi IDやTwitter IDで、iPhoneならスマホの電話番号やメールアドレスがわかっていればOK。仕組みは送った相手に受け取るかどうかの確認メッセージを送信して、住所・氏名を入力してもらうので、受け取る側はひと手間かかる。 でもサイバー空間の友達からリアルな年賀状、ちょっとうれしいかもしれない。このデジタル時代、「スマホで年賀状」というと、画像などでメールに添付したり、サイトにアップしたりがエコ&スマートという感覚があるが、日本郵政だからこそ「紙の年賀状を届ける」ことにこだわっているのだろう。
そこで注意しておきたいのが、年賀状の送り先に利用できるような「他人の個人情報」。電話帳には自分に近しい人たちの電話番号やらメールアドレスやらが山ほど保存されているはずだが、相変わらずこのデータを狙った不正アプリが後を絶たない。「電池が長持ち!」「最速で充電!」「ウイルススキャンで安心!」「カンタンに年賀状!」などなど、使い勝手が良さそうな謳い文句に誘われて、不正アプリをインストールしたら、電話帳データも個人情報も全部吸い取られてしまう。2013年には摘発も相次いだが、盗み取られたスマホのデータは7月逮捕が約3700万件、9月逮捕が約210万件と膨大な数だ。不正アプリは「Google Play」ではない偽サイトに潜んでいることが多い。まずはAndroidのセキュリティ設定で「提供元不明のアプリ」のチェックを外しておけばダウンロードできなくなるのでとりあえず安心だ。しかし悪意はどこからどんなカタチで狙ってくるかわからない。スマホにも信頼できる高機能のセキュリティソフトを入れて、より安心なスマホ生活を楽しみたい。
【出典】
日本郵政「はがきデザインキット2014」
http://yubin-nenga.jp/design_kit/
Yahoo! JAPAN年賀状
https://yahoo-nenga.jp/
2013年スマホデータ抜き取り摘発 各社ニュースサイト