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スマホ向けウイルスアプリで約1000万人の個人情報を盗んで5人が逮捕された事件、ウイルスは人気の動画再生アプリを装った偽アプリに仕込まれて、なんとAndroid向けアプリの公式ストアで無料配布されていたという。さらに産經新聞では、逮捕された容疑者の会社のPC内で50種類もの不正アプリが発見されたと報じていた。Android向けアプリの審査が「ほとんどない」というのは、前々からいわれてきたことだが、ますますアプリのイントールには気をつけなければならなくなってきたようだ。
この事件と同じ頃、京都でも逮捕者が出た。こちらは、スマホの電話帳データを抜き取るウイルスを「電池長持ち」という、スマホユーザーの飛びつきそうな機能をうたったアプリに仕込んで、『保管していた』という容疑だという。こちらのウイルスアプリも約3,500人がダウンロードしたという。
WEBのいろいろな記事では、ウイルスアプリ名が報じられているものもあるから、ダウンロードしてしまった当事者はどう対応していいかわからなくて困惑しているのではないだろうか。自分の個人情報だけが盗まれた場合は、ウイルスアプリをスマホに入れてしまった自分のせいだから、悪用された場合を覚悟するしかない。では電話帳データの場合は・・・。今手元にあるスマホの電話帳に何件のデータが登録されているのか?登録件数など気にしたこともなかったが、数えてみると家族から友人、知人、仕事関係、お気に入りの店まで300件以上!もちろんすべてにメールアドレスが登録してあるわけではないが、かなりの数になるだろう。これが悪用されたとしたら、どれだけの人に迷惑をかけることになるのか・・・。想像しただけでも寒気がするが、これがウイルスアプリの怖さなのだと実感した。
ノートンによると、ウイルスアプリは「電池長持ち」「電池節約」「電波改善」「ソーラー電池充電」「電話帳改善」など、スマホユーザーの使い勝手をよくしたいという気持ちにつけ込むものが増えてきているという。この手の悪意アプリは、アプリの機能を紹介するメールに貼付けてあるリンクからダウンロードさせることが多いというが、なかには「これは使い勝手のいいアプリ」と誤解して、自分のブログなどにリンンクを転載している人もいるというから、WEBサイトでも安易なクリックは厳禁だ。
【出典】
ノートン