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Google Playで詐欺アプリがヒートアップ!

2013年9月20日、ついにdocomoからもiPhone発売。大手3社がiPhoneとAndroidの両方を扱うことになった。さっそく3社の本体価格や月額料金の比較がいろいろなウェブサイトに登場してきている。しかし3社ともいろいろな割引サービスを設定しているので、よーく内容を理解しないと失敗しそうだ・・・。さすがに新規参入のdocomoは割安な設定になっているようだが、docomo版iPhoneの契約者数の伸びによっては、SoftBankやauが新たなキャンペーンを投入して競争激化ということも考えられる。そうなればユーザーにとっては嬉しい限りだが、「2年契約」の縛りに注意しないと、違約金などで高くつくことになるから気をつけたい。当面はdocomoのiPhone契約者数に注目だが、Androidやガラケーからの乗り換えがどれくらいになるのかも興味深い。

そのAndroidだが、この夏のGoogle Playは大変なことになっていたようだ。ノートンによると、8月に日本語版Google Playに公開されたワンクリック詐欺アプリは、なんと1,000個近く!1月から8月までの合計が約2,500個だから、どれだけ8月に集中したのかがよくわかる。しかも大半がたった一晩で削除されているのに、Google Playに表示された統計データではダウンロード回数が累計8,500回にもなっていたという。計算してみると、公開されたワンクリック詐欺アプリ:約32個/日、ダウンロード回数:約274回/日、つまり平均して1個につき約8.5回のダウンロードになる。一晩で8人以上にダウンロードさせるなんて、どれだけ魅力的に見えるように作られているのか?そしてこの「8人」の中から、確実に「料金支払い」という詐欺の成果に繋がる被害者が出てくる自信があるから、ワンクリック詐欺アプリの公開は止まないのだろう。

しかも次々に公開しては悪意をまき散らして、速攻で逃げるという狡猾なこれらのワンクリック詐欺アプリを公開している詐欺師たちの97%が同じグループに所属しているというから、かなり組織的な犯罪行為だ。 しかも最新型はますます巧妙になっていて、合法的なリンク先に悪質なリンク先を紛れ込ませてセキュリティチェックを逃れようとしたり、詐欺師側がリダイレクトを利用して、どの悪質なリンク先に誘導するかを簡単に変更できたりする仕組みになっているという。ワンクリック詐欺アプリは、やはりアダルト系のものが主流。アプリ選びにはくれぐれもご用心いただきたいが、信頼できるセキュリティソフトが入っていれば、すぐに検出してくれる。スマホでサイバー犯罪の被害に遭わないようにするには、セキュリティ対策が必須だということをお忘れなく。

【出典】
ノートン セキュリティレスポンスブログ
http://www.symantec.com/connect/ja/blogs/8-google-play