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「チェックイン」利用し始めると癖に?

今年の秋は、日々気候が変わり過ぎで、まわりに微妙な風邪ひきが増えている。街を歩けば、10月なのにTシャツにサンダル履きの人とばっちりジャケットにブーツという人が混在。いつから日本はニューヨークになった?それはともかく、暑くもなく寒くもないこのシーズンは、ちょっとどこかに出かけるのには最適。スマホのGPSを活用すれば、初めての場所でも迷わないし、出先のいろいろな情報も手軽にゲットできる。

そのGPS機能を使った「チェックイン」サービスが徐々にスマホユーザーに浸透してきているらしい。SNSのサービスや専用アプリを使って、「私は今このお店にいます!」などと表示するもので、友達もこれを使っていれば今どこにいるのか知ることができる。チェックインサービスを実施している飲食店などではクーポンなどをもらえることもある。mixiチェックインは2010年、foursquareとfacebookスポットは2011年から日本語版を開始している。登場してからあまり社会的な話題にはなっていないが、どのくらい利用されているのかと調べたら、IMJモバイルによるユーザー調査があった。

スマホユーザーが利用しているGPS機能は、チェックイン17.1%、割引クーポン18.3%、おすすめ情報20.7%。一番多いのが地図案内で46.3%だ。では使われ方は?Foursquareは位置情報サービスアプリだから利用率が高いのは当たり前で94.1%。50%が1日1回以上チェックインしている。Mixiは58.1%で1日1回以上が49.3%、Facebook は65.2%で1日1回以上が46.5%だ。チェックインする理由で一番多かったのは、「自分の行動記録として」飲食店26.7%、テーマパーク43.0%、「暇だったから」(!?)駅34.7%、「自分のいる場所をみんなに知らせたいから」空港36.5%、「クーポンがもらえるから」は以外に低くて、飲食店の8.7%だ。「チェックインそのものが楽しいから」という人も20%弱いた。アメリカのBeyondの調査では、「割引やクーポンを手に入れるため」54%、「友達に会うため」33%だったというから、日米で大きく利用する理由が違うのが面白い。

しかしIMJによるとGPS機能を利用しているスマホユーザーの37.5%は、GPS機能の利用が不安だという。スマホの世界には悪意も満ちているから、その悪意に翻弄されることなく楽しく便利機能を楽しむために、しっかりとセキュリティを施そう。

【出典】
株式会社IMJモバイル(現在は株式会社IMJ)「ロケーション・ベースド・サービスの利用に関する調査」~ チェックインが生み出す来店促進・興味喚起の連鎖 ~
Beyond International社「The Reality Behind the “Check-In” Hype」