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大騒ぎになった「なりすましメール」事件だが、報道関係では「遠隔操作ウイルス」と呼ぶことにしたらしい。今回はPCが狙われたが、スマホ業界では「次はスマホユーザーが狙われるのでは・・・」と戦々恐々としているようだ。IPA(情報処理推進機構)によると、スマホのウイルスは、2010年からAndroidを狙ったものが複数発見されていたが、SMS(ショートメッセージサービス)を勝手に送信したり、位置情報を第三者に送信したりという比較的危険度の低いタイプだった。しかし2011年に入ってすぐに、遠隔操作を可能にする「ボット型ウイルス」が登場しているという。
事件になった「遠隔操作ウイルス」も、このボット型に「外部からの指令によって、設定した送信先に設定した文章を書き込ませる」というプログラムがプラスされたものだから、いつ何時悪意に満ちたスマホウイルス制作者が触手を伸ばすかわからない。
もう自己防衛するしかないのだ。
ここまで書いてきて、ちらっとニュースサイトに目をやったら、あらら大変!スマホのデータを勝手に送信するウイルスアプリで5人が逮捕された。このアプリをダウンロードしたのは約9万人、約1000万人の個人情報が外部に流出!やっばりきちんとセキュリティ対策をしよう!!!