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「スマホどこ??!!」はリスクが高い

実は、ケータイ類に関しておマヌケなことをたびたびやらかしている。それは「家の中で所在不明」にすること。何度家電や家族のスマホから電話をかけて、呼び出し音を頼りに探したことか・・・。マナーモードにしたままで、微妙に聞こえるバイブレーターの振動音に耳を澄ませたこともある。まあ家の中なので、いずれ発見できるのだが結構焦ってしまう。外出の時はバッグの中が定位置なので、置き忘れたことはないが、世の中にはどのくらい紛失している人がいるのかと思って調べてみた。

すると面白い調査があった。今年3月にノートンが北米の5都市で50台のスマートフォンを公共の場所に放置して、拾った人がどうするのかをリモート監視で確かめたのだ。持ち主に返そうと直接連絡した人はなんと半分の50%。残りの50%はちゃっかり自分のものにしたのか?さらに持ち主を調べるためなのか、96%がスマホの中のデータを見ようとしたという。もっと怖いのは、60%がメールやSNSに、80%が「給与」「人事」などの名前のついた企業情報ファイルに、そして50%がオンラインバンキングのアプリにアクセスしようとしたこと。かなりゾッとする結果だ。

日本ではスマホを拾ったら警察に届ける人が多いと思うが、アメリカでは自力で返そうとする人が多いのだろうか。実際2011年の警視庁のまとめでは、届けられた携帯電話は127,443件、そしてなんと84%が持ち主に返還されている。だが、届けられていない分も含めると相当な数になるのだろう。

しかしスマホはただの携帯電話ではなく、いろいろなデータの保管場所であり、インターネットを介していろいろなサイトに簡単につながる端末だからしっかり保護しておきたい。まずはパスワードやロックで他人がアクセスできないようにガードすること、そしてスマホの位置を見つけ出せる機能を持ったアプリをいれておくこと。それがセキュリティソフトであれば、リモート操作でスマホをロックしたり、データを消去することもできるのでより安心だ。なくさないのが一番だが、万が一の対策は万全にしておこう。